令和4年度教科別集会(数学部会)の実施要領について(2022.10.4)
令和4年度(2022年度)教科別集会(数学部会)の実施要領をお知らせします。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
また、会員登録(追加登録10/14(金)まで)及び大会参加申し込み(11/18(金)~11/30(水))について、よろしくお願いします。(現在の登録者数は188名です。)
【実施方法について】
今年度の数学部会は会場実施とリモート配信のハイブリッドで実施します。
【会場について】
会場は、市立札幌藻岩高校です。例年は札幌エルプラザでの実施でしたが、ハイブリッドによる実施をスムーズに行うために、今年度の会場は市立札幌藻岩高校で行うことにしましたので、ご注意ください。
【実施要領】
1.日 時 令和5年(2023年)1月12日(木)
2.会 場 市立札幌藻岩高等学校 4階講堂
住所 札幌市南区川沿3条2丁目1—1
電話 011-571-7811
※ 会場実施の模様を、Zoomでリモート配信します。リモートでの参加も可能ですので、是非参加申し込みをお願いします。(なお、会場参加もリモート参加も参加費は同じです)
3.当日の日程 8:50~ 9:15 受付
9:20~ 9:30 開会式
9:30~10:40 研究発表・研究協議
10:40~10:50 休憩
10:50~12:20 講演(90分)
12:20~12:40 質疑応答
12:40~12:50 閉会式
4.研究主題 「数学的活動を充実させ、数学的に考える資質・能力を育成する数学教育」
5.研究発表 (1)天谷 洋祐 先生(滝川高等学校)
「数学を題材とする探究活動として組み立てる授業の一案」
(2)兒玉 英之 先生(伊達緑丘高校)
「ICTを活用した主体的・対話的な授業づくりを目指して」
※ 研究発表の先生方には会場にお越しいただき発表をしていただくことになっています。
6.部会講演 (1)講師: 鈴木 麻美 氏
(法政大学 社会学部 社会学科 教授)
(2)演題:「社会生活の中での数学」
※ 鈴木 麻美 氏は、Zoomによるオンラインの参加でリアルタイムの講演をしてくださいます。質疑応答も予定しています。
※ 講演終了後、会員限定でこの講演の録画配信する予定でしたが、映像の他への流出などのセキュリティー上の問題がクリアーされないため、講演の録画配信は行わないことになりました。もちろん、教科別集会(数学)当日の講演は予定通りおこないます。お詫びして訂正いたします。
7.講師紹介
(1)今回の講演では、標記の演題のもと、
・そもそも数学とはどのような学問なのか
・企業が必要としている数学の能力
・数学力の欠如により生じる問題
・海外との数学教育の比較
などの内容の予定で講演をしてくださいます。
(2)鈴木 麻美 氏は、東京理科大学 理学部Ⅰ部 数学科 卒業、千葉大学大学院で博士(理学)を取得。院生のころには、都立高校などで中学・高校の非常勤講師として教壇に立たれた経験もあり、私たち高校教員の様子も理解してくださっています。また、大学入試センター試験問題作成委員(2010/04/01-2012/03/31)も務められていらっしゃいます。
(3)研究分野は、自然科学一般、基礎解析学、複素解析、函数論、函数方程式、q-差分方程式。研究テーマは、「非線形2階差分方程式の解析解の存在性と大域的な挙動に関する研究」「q-差分方程式の有理型解に関する研究」など
(4)主な論文
1.「Holomorphic solutions of some functional equations related to nonlinear second order q-difference equations which has only one characteristic value」2020 Mami Suzuki Journal of Difference Equations and Applications 26/ 9-10, 1288-1302 Taylor & Francis
2.「数学的思考を身につける数学教育を目指して」2018/04 高安小粋 Journal of Quality Education, Vol. 9, 39-52研究論文(学術雑誌)共著国際教育学会
3.「日本の現代社会が抱える問題と数学教育の関係」2010 Journal of Quality Education3, 169-183研究論文(学術雑誌)単著
など
※ 鈴木 麻美 氏は、「数学とは、すべての物事や考え方に関して、それを体系的にとらえる論理学である」という視点から、「「社会生活を送る人間にとっては、なくてはならない最も重要な学問であり、生きる術を学ぶものである。」と述べられています。上記の論文、「数学的思考を身につける数学教育を目指して」「日本の現代社会が抱える問題と数学教育の関係」では、数学の素晴らしさや数学教育の重要性が述べられており、私たち自身が数学教育の重要性を認識し、数学を教えることに自信が持てるのではないかと感じております。皆様にも是非この論文をお読みいただきたいと思っています。
【講師の鈴木 麻美 氏への質問を受け付けています】
鈴木 麻美 氏へご質問がございましたら受け付けております。質問は、Googleフォームで(下記のQRコードまたはURL)、10月31日まで受け付けます。いただいたご質問は、講演の前に鈴木 麻美 氏にお伝えいたします。貴重な機会ですので、是非、ご質問をいただきますようにお願いいたします。

https://forms.gle/FSBXMSuM3dz3Q3HY6
講師の鈴木 麻美 氏への質問受付の QRコード と URL
【研究紀要(第60号)の執筆者について】
今年度の研究紀要の執筆者は、研究発表者の、天谷 洋祐 先生(滝川高等学校)と、兒玉 英之 先生(伊達緑丘高校)に引き受けていただいております。
お問い合わせ
数学部会 事務局
- 市立札幌藻岩高校
- 担当:加藤 勉
- 〒:005-0803
- 札幌市南区川沿3条2丁目1-1
- 電話:011-571-7811
- ファックス:011-571-7814
最終更新日:2022年12月20日
- 発信元: 数学部会